お店紹介
ダイヤモンド商会の歴史
1951年4月、初代社長、故仁科孝次郎によって旧EMクラブ横にオープン。(昭和30年頃の先代仁科社長)
昭和26年頃(開店当時)のダイヤモンド商会。当時はパッチや帽子ばかりでなくチャイナドレスやスカジャンなども含め米兵向けのスーベニア全般を取り扱っておりました。
朝鮮戦争当時から、米海軍の飛行隊、艦艇、潜水艦等にパッチ、帽子などを大量に納品するようになりました。 特にベトナム戦争当時は横須賀に寄港するほとんどの空母や飛行隊などからオーダーを頂きました。 写真の様に水兵や部隊厚生担当士官が店頭でデザインを起こし、その場で注文していくような光景が日々見られました。
1969年7月24日、アポロ11号の宇宙飛行士が初の月着陸に成功、地球に帰還し着水した際、乗員は空母ホ−ネット搭載のヘリコプターに収容されました。 その時、空母の艦長から3名の乗員に贈られた帽子、通称"アポロキャップ"はダイヤモンド商会の製品。20世紀の歴史の1ページを飾りました。
1973年より横須賀が空母の母港になることにより、ミッドウェイや後継空母、CVW-5や各飛行隊などのパッチやベースボールキャップを作ってきました。 写真はダイヤモンド商会の常連でVF-161での勤務からCVW-5スタッフなどを経て、 現CVN-75の副司令官となったテッド"SLAPSHOT"カーター大佐(CVW-5勤務時。当時少佐)と先代仁科社長。 VF-161に所属していたカーター大尉は、同隊のスコードロンパッチをはじめ、 ラストファントムなど名作パッチのほとんどをダイヤモンド商会に発注、パッチはファントムとともに大平洋の空を飛び回りました。
当時の西大平洋艦隊航空軍司令官ブレント・べネット少将と先代仁科社長。 現在海軍の要職に就く将官の多くにダイヤモンド商会は懇意にしていただいており先代仁科社長はパーティなどで懐かしい顔と再開する事もよくありました。
1990年に地域再開発のため横須賀基地メインゲート前に移転しました。
2004年4月2日より新店舗に移転。現在も米海軍を初めとし陸上、海上、航空自衛隊、海上保安庁、警察などにもパッチ、帽子を納めています。